コードの付け方

メロディーは出てくるんだけどコードが付けられない。何からどうやったら良いのかわからない。

苦手でも良い場合も


良いメロディーを作る人でコードがうまく付けられないという人を実際に見てきました。 感性だけで良いメロディーがポンポン出てくるならコード付けが人任せでも良いかも知れません。

しかしコードを付けてくれる常に一緒にいるような相方がいれば別ですが、コードが付けれないと弾き語りも出来ませんし、音楽活動をするなら非常に足かせになります。

しかし、やはり自分で出来るようになりたいですよね。

ダイアトニックコードを覚えよう


ダイアトニックコード、ノンダイアトニック
コード等についてはこちらの記事をご覧ください。

コードをつけるにあたってどんな感じにするのかにもよります。

シンプルなダイアトニックコードだけで構成されているものか、 一般的な曲のようにしたいのでしたらノンダイアトニックコードも含めて覚えます。(実際調べたわけではないですが、市販されている曲でダイアトニックコードだけしか使っていない曲というのはほぼないのではないでしょうか)

といってもいきなり理解するのは大変ですよね。 コードをつける楽器としてピアノやギターが一般的かと思いますので、どちらでも良いのでまず自分のメロディーがどのポジションの音を使っているのかを探ってみましょう。そしてその音が何の音かを知ります。

コード付け承っております

コード付けにお困りでしたら下記よりご確認後
お問い合わせください。
ページを見る(別タブで開きます)


例えばギターのレギュラーチューニング(6弦からEADGBE)で順番に弾いて探った結果、 「2弦8F、10F、12F、1弦8F、2弦12F」 だったとします。
ドレミで「ソラシドシ」、アルファベットで「GABCB」となります。

このときにGメジャーのオープンコードを弾くと綺麗に合います。

メロディー「シ」がコードの構成音「ソシレ」に含まれているのでバッチリ合います。
もちろん 「ソラシドシ」 が構成音に入っているコードやスケールならこの 「ソラシドシ」 だけの状態であれば他にも選択枠がありますがここではキーがGメジャーのGメジャースケール(ソラシドレミファ#)とします。

Gメジャーのダイアトニックコード「G Am Bm C D Em F#m-5」

キーがGメジャーの他のコードも使えますがこの例のメロディーがサビの頭で メジャー感を出したいとなるならメジャーのオープンコードで弾きべきところになります。
Gメジャーの次に来るコードの選択枠はいくつもあります。こちらは最初が「Bm」で次が「C△7」です。

「移動ド」と「固定ド」


ここで 「移動ド」と「固定ド」を覚えておきましょう。

移動ド(いどうド、英語:Movable do)とは、「ドレミファソラシド」を音名ではなく階名として考える、または歌う方法。長調では主音を「ド」、短調では主音を「ラ」または「ド」とする。

引用元;wikipedia

固定ド(こていド、英語: Fixed do)とは、音名のCを「ド」とし、「ドレミファソラシド」を階名ではなくイタリア語式音名として考える、または歌う方法。楽器演奏をする際の楽譜の読み方は固定ドが使われることが多い。

引用元;wikipedia
あまり深く考えなくて大丈夫です。字の如くドが移動するかドが固定されているかです。

Gメジャースケールの「ソラシドレミファ#」は固定ドで移動ドはこの「ソラシドレミファ#」を「ドレミファソラシ」に見立てているだけです。

固定ドは「ド=ド」と当たり前のことです。

慣れてくると移動ドの方が楽に感じると思います。

例えばギターのカポなんかが特にわかりやすいと思うのですが、アコースティックギターなんかは基本的にローコードで弾くことが一般的ですが、レギュラーチューニングでCメジャーの「F-C-Dm-C」とローコードで弾いて例えばカポを1フレットに付けた場合コード名は半音上がって「F#-C#-D#m-C#」となりますが、移動ドの場合ですと1カポの「F-C-Dm-C」となります。

押え方は「F-C-Dm-C」も「F#-C#-D#m-C#」も同じです。移動ドにすると固定ドのままだと#が付いたりしてわかりにくくなってしまったりするのも無くなります。

慣れるまでは


今回の例のような場合は最初にGメジャーのダイアトニックコードを試してみましょう。

ダイアトニックコードを試してみて、「合ってるんだけど何か違うなあ」となったらノンダイアトニックコードや、オンコードになります。

いきなり全部を覚えるのは難しいので、まずダイアトニックコードを覚えて、後はいろんな曲をコピーすることが大事かと思います。

そうすると大体いくつかにパターン化しているのがわかってきます。その都度ノンダイアトニックコードやオンコード等も覚えていくのも良いでしょう。

最後に


コードがつけられない人の場合、サビの頭はわかっていても次のコードをどうしたら良いのかわからないと言った人もいます。

たいてい自分がコピーしてきた曲・アーティストのコード進行で動こうとしてしまいます。

そういった場合は単純に引き出し不足といってしまえばそれで終わってしまうので、まず最初にコードの響きが明るいか、暗いか、哀愁感があるとかを感じられるように意識してみることから始めてみるのも良いと思います。

コード付け承っております

コード付けにお困りでしたら下記よりご確認後
お問い合わせください。
ページを見る(別タブで開きます)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です