RME Babyface Pro FSを使ってみて気づいたこと【音以外の話】

「音が良い」というレビューは多くありますが、この記事ではそれ以外で実際に使って感じた点を書いてみます。

メリット

・本体を触る必要がほとんどない

専用ソフト「TotalMix FX」でほぼすべての操作ができます。
一度設置してしまえば本体を触ることはなく、私の場合は机の下の見えない場所に設置しています。
物理的に触るのはケーブルを抜き差しする時くらいで、ホイールも一切回していません。

・ボリュームの増減がキーボードから操作できる

Macのキーボードからボリューム操作をした際、RME側で次のように増減されます。

  • ♾️
  • -64.5
  • -58.5
  • -50.5
  • -43.5
  • -37
  • -30.5
  • -24.5
  • -19
  • -13.5
  • -8.5
  • -3.5
  • 1.5
  • 6

「0」にしても「1.5」「-3.5」といったように、段階的に決まっているようです。

デメリット

・スリープ時もLEDが点灯したまま

MacをスリープにしてもBabyface Pro FSのLEDが点いたままです。
気になる人は、USBケーブルを毎回抜くしかありません。(スイッチ付きのUSB変換アダプターなどもありますが余計な接点が増えるのでお勧めできないです)

・ヘッドホン出力の個別ボリュームがない

2つあるヘッドホン出力の音量をTotalMixで別々に調整できません。
私のようにインピーダンスの大きく異なるヘッドホンを同時に使うような時には少し不便です。
10dB程度は調整する必要があります。

私は
YAMAHA HPH-MT8(メーカー公式)
AKG K701(メーカー公式) を使用しています。

USBケーブルについて

付属ケーブルも問題ありませんが、私は別のケーブルを使用しています。
audioquest Carbon 0.75(メーカー公式)

私の印象としてはローが足されて中高域の刺さりが減り、輪郭がハッキリして背景が見えやすくなりバランスが良くなりました。

※ケーブルによる音の変化は環境や組み合わせによって異なるため、あくまで私個人の印象です。

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まとめ

Babyface Pro FSは音質面だけでなく、操作性や安定性も優秀です。
「TotalMix FX」は最初は慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、ソフト制御で完結できる点は非常に便利です。

入出力が足りない方は上位モデルも検討してみてください。

RME Fireface UCX II(メーカー公式)
RME Fireface UFX III(メーカー公式)

この記事で紹介したオーディオインターフェース

RME Babyface Pro FS(メーカー公式)

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