オンコードの良くある例を簡単に紹介していきたいと思います。オンコードは要所要所で使うと緊張感が生まれたりしてとても使えるテクニックです。
カノン進行
こちらは誰でも聴いたことのあるであろう「カノン(ヨハン・パッヘルベル)」のコード進行です。
とても使いやすい進行で3大コード進行などと言われているコード進行の一つです。(カノン進行・王道進行・小室進行)①はカノン進行そのものでオンコードは使っていません。②はオンコードを使用しています。
カノン進行①
C G Am Em F C Dm G |
カノン進行②
C G/B Am Em/G F C/E Dm G |
②はオンコードを使ってルートがスケールに沿って下がっていきます。
クリシェ
こちらはいわゆる半音進行となります。①が下がるパターンで②は上がるパターンとなります。
クリシェ①
Am AmM7/G# Am7/G |
クリシェ②
F F#m7-5 G E7/G# |
ペダルポイント
ペダルポイントはルート音が動かないままの状態です。ルートCにした場合は下記のようになります。
ペダルポイント
C G/C Am/C F/C |