コードをそのまま弾くだけじゃもったいないですよ
今回はボイシング入門ということで、コードの響きの変化や、果てはアレンジにとってとても重要な基本であるのでしっかり覚えておきましょう。
過去に作った簡単な動画ですがこちらを紹介していきます。
ボイシングとは音の積み重ね方
まずボイシングとは「音の積み重ね方」となります。
例えばCコードである「ドミソ」は
「ミソド」 「ソドミ」
こちらの2つも同じCコードとして使えます。
参考例1
コード進行
「C-F-G-C」
をそのまま弾いた場合
「ドミソ」-「ファラド」-「ソシレ」-「ドミソ」
となります。
しかしこのままだとただコードを並べて弾いただけなのでどこかしっくりきません。
そこでコードのボイシング(積み重ね方)を
変えて生きます。
「ドミソ」→「そのまま」
「ファラド」→「ドファラ」
「ソシレ」→「シレソ」
「ドミソ」→「そのまま」
こうすることでさっきより良くなったと感じませんか?
参考例2
「ドミソ」→「ソドミ」
「ファラド」→「ラドファ」
「ソシレ」→「そのまま」
「ドミソ」→「ソドミ」
参考例3
「ドミソ」→「ソドミ」
「ファラド」→「ラドファ」
「ソシレ」→「シレソ」
「ドミソ」→「そのまま」
などがあります。
コツとしては前後のコードに共通の音があれば使うこと。
コード同士を近い距離で繋いでいくように考えると綺麗に繋がります。
最後に
今回は鍵盤でのボイシングでしたがギターでももちろん有効です。
どこが何の音かひとつひとつ確認しながらしっかりと音を紡いでいきましょう。